音楽に心とカラダをゆらし、環境のこと、社会のことを思った春フェスでした。《KEENFEST後半》
アーティストたちのメッセージを受け取った、KEENFEST。
KEENFESTの見どころは、なんといっても初日のスプリングステージで繰り広げられたアーティスト・ライブでした。この春にスタートする西表島の自然保護活動『Us 4 IROPMOTE』のテーマ=「自然」を愛するアーティストや、KEENとなじみの深いアーティストたちによるステージが、多くのオーディエンスをあつめて繰り広げられました。
本門寺重須孝行太鼓保存会
トップバッターは静岡県富士宮市から来ていただいた『本門寺重須孝行太鼓保存会』のみなさん。迫力ある和太鼓の連打でオープニングを飾ってもらいました。「都会の緑の中で思いっきり演奏できて、気持ち良かったです」と、メンバーのお一人。私たちも二日間の始まりに元気をいただきました。
toconoma
2番目にステージに立ったのは、インストバンド・toconoma。6月から北京と上海でのライブが決定し、初めてのオーディエンスを前に新曲を試すのが楽しみと語る彼ら。「アウトドアでのフリーライブは気持ち良く、みんなの笑顔が見えるあたたかい雰囲気のなか、楽しんで演奏ができました。」と大満足。
Dachambo
KEENガイドのサイケデリックジャムバンドDachamboは、3番目に登場。「以前ポートランドの街角で演奏した時のことを思い出しながら楽しみました」と、KEENとは古いつきあいの彼らならではの一面も。 実はメンバー構成が変わったDachambo。「新たなスタートの第一歩を、KEENの新しい第一歩とともに踏み出せました」とのうれしいコメントもいただきました。
坂本美雨
「家族連れも多く、たくさんの人が集まったオープンな場所で歌えて、とてもうれしかったです」と語ってくれたシンガー&ソングライターの坂本美雨さん。イリオモテヤマネコにも関心が高く、今回ご一緒にステージに立たれた国広和毅さんと、ヤマネコ応援歌をお作りになったほど。西表島を訪れる時は「自然の中にお邪魔するんだという意識を持つことが大切」とおっしゃいます。
元ちとせ
トリをつとめたのは、奄美大島からKEENFESTのためにかけつけていただいた、元ちとせさん。「気持ちのいいこの時期に、たくさんの人の前で歌えてよかったです」とおっしゃる今回のパフォーマンスは、とてもエネルギッシュでした。オーディエンスのみなさんの心にも、きっとその深いメッセージが届いたはず。「こういうイベントに何気なく参加することが、なにかを考えるきっかけになると思います」と語っていただいたことが印象的でした。
KEEN EFFECT(キーン・エフェクト)を通して、環境や社会のことを考える。
KEEN EFFECTは、環境保護や社会課題の解決に向けて活動する団体をサポートする、社会貢献活動。KEENの企業活動における大切な柱のひとつです。今回は、新プロジェクト『Us 4 IRIOMOTEなど各団体の活動をみなさんに知っていただくために、KEEN EFFECTブースを展開。また各アーティストのライブの幕間に、スプリングステージでその活動をご紹介しました。
西表島の明日のために行動する新プロジェクト『Us 4 IRIOMOTE(アス・フォー・イリオモテ)』
ツーリストによる西表島の自然と文化を守る行動プロジェクト『Us 4 IRIOMOTE』ブースでは、イリモテヤマネコの保護活動「やまねこパトロール」の活動紹介と、環境倫理プログラムLNTを普及している「WEAJ」がLNTワークショップを展開。 互いのよいところでつながり合う環境保護団体同士の連携に、手応えを感じていただけました。
LNT=Leave No Traceは、7つの行動原則を基に、自然と接する際のテクニックを誰にでもわかりやすく楽しく実践できる、環境倫理プログラム。
ブース内で、ベーシックな座学のワークショップを行いました。
会場のゴミを分別する「エコステーション」を運営。若者たちによる 『NPO iPledge(アイプレッジ)』
春風会場の3カ所にゴミを分別する「エコステーション」を設置。また来場者にゴミ袋を渡して、春風会場全体のゴミ拾いをしてもらう「ごみゼロナビゲーション」も展開しました。「みなさんとても協力的。数分に一度、袋にゴミを集めてきてくれて、感激でした 」とボランティアのお一人。KEENFEST会場内のクリーンさがキープされました。
児童養護施設で暮らす子どもたちに「生きる力」を。『NPO みらいの森』
児童養護施設で暮らす子どもたちがアウトドア体験を通して、自分の道を自分の力で切り拓けるチカラを育む活動を展開する『NPO みらいの森』は、活動紹介とチャリティTシャツ販売を実施。「活動に興味を持ってこのフェスに来てくださる人も多かったです」と、KEENFESTの試みに手応えを感じていただけたようです。
プロボノチームとともに、末永く被災地支援。『一般社団法人OPEN JAPAN』
被災者の心に寄添い、臨機応変な災害支援を行う『一般社団法人OPEN JAPAN』。2011年3月11日に起きた東日本大震災を機にスタートした
OPEN JAPANとの取り組み。2018年は「大阪北部地震支援」「西日本豪雨支援」「北海道胆振東部地震支援」など緊急支援行動をキーン・ジャパンもサポート。さまざまなカタチで活動を支援しています。 「たくさんの人と話せて知ってもらうことの大切さを感じました。いい時間を過ごせました。」と、うれしい言葉をいただきました。
アウトドアを楽しみ、音楽を楽しむのと同じように、環境や社会のことにも思いをよせよう。KEENEFFECTを中心にして、これからもKEENは、そのことを提案していきます。
KEENと一緒にフジロックに行こう!Instagram/Twitter投稿キャンペーン実施中
KEENのフットウェアと共にフェスシーンを楽しんでいるお写真を規定ハッシュタグ(#KEENFESTTYO)と共に投稿していただくと、抽選で1名様に「FUJI ROCK FESTIVAL’19」ペアチケット、5名様に2019年春夏モデルのシューズをプレゼントさせていただきます。
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