今年も5 回目となる、みらいの森×KEEN 雪板イベントを新潟にて開催しました。暖冬の今年。1月に入っても各地で雪不足が報じられていましたが、このイベントの前日に久しぶりのたくさんの降雪!スタッフの間にも安堵の声が溢れました。
イベント当日の朝。キラキラと輝く銀世界に、KEENアンバサダーで、MAKE YUKIITA代表の五明淳さんが合流。子どもたちを迎えるべく準備を進めます。そしてお昼前、東京、神奈川、千葉から38人の子どもたちがとうとう到着しました。銀世界に大興奮の子どもたち!お昼を済ませて、身支度整えて…いざ、雪板&そり遊びタイム!
新しいチャレンジが子どもたちを、もっと輝かせる
何度転んでも「もう一回!」と笑顔で元気にチャレンジする子どもたち。どんどんその笑顔が輝いていきます。楽しい時間の中、時間はあっという間に過ぎていきました。五明さんは、「子どもたちがひと時、楽しい時間を過ごしてくれれば、それが嬉しい」と語ります。
今回このイベントを主催したNPO 法人みらいの森は、児童養護施設に暮らす子どもたちに、「アウトドア」「多文化」「ロールモデル」を柱とした、継続的かつ体験型のアウトドアプログラムを提供し、その活動を通じて子どもたちの幸せで実りある成長をサポートしています。
児童養護施設で暮らす、25,000人もの子どもたち
現在、日本には約25,000人もの子どもたち*が、児童養護施設に暮らしているという統計があります。この日、このイベントに参加してくれた子どもたちも一人ひとりに様々な事情があり、生みの親と暮らせず児童養護施設に暮らしているのです。
施設では、職員や関係者の多大な尽力により、子どもたちが安心して生活できる居場所が提供されています。子どもたちは施設から学校に通い、余暇や趣味を楽しんだり、子ども会など地域の活動にも参加しています。
そんな中、みらいの森のアクティビティは人気のプログラムの一つです。全ての活動は企業や個人からの寄付によって運営されており、私たちKEENもその趣旨に賛同し、2014年より様々な形で活動をサポートしてきました。
*出典:厚生労働省の統計。2~18歳の統計。
私たちにできることから、子どもたちを応援したい。
昨年末には、KEENの展示会場を利用した2度目となるチャリティパーティーを開催。今回は174 名のゲストが集いました。KEEN は会場提供だけではなく、スタッフもボランティアとして参加。パーティーを縁の下から支えました。(パーティーの詳しい報告はみらいの森のブログへ)この日の収益は、2020年1月に開催された、子どもたち約40名が参加したウィンターキャンプに活用されました。
これからも、私たちにできることを、できるカタチで。子どもたちの未来をアウトドアが育む活動を支えていきます。
みらいの森のチャリティTシャツ発売中
収益のすべてが、みらいの森の寄付になるチャリティTシャツが発売中です。デザインは、KEENのアンバサダーの鞍掛純一さん。彫刻家で、日本大学藝術学部の教授でもある鞍掛さんは「みらいの森」の"Change begins In the outdoors"というキャッチコピーからインスパイアされたデザインを創作。そのコンセプトは、まさに未来そのもので、"みらいの森"のロゴの木が力強く繁茂する姿をふたつ彫刻。ひとつは大地にしっかりと根を生やし大木に育った姿。もうひとつは仲間の木も共に力強く育った森の姿です。
▼関連記事
ぼくは、声なき子どもたちの「声」になりたい。映画『ぼくのこわれないコンパス』