今年の冬もたくさん活躍してくれたブーツたち。衣替えのタイミングでしっかりケアしておくと、来シーズンも気持ちよく履き始められます。
だからこそ、少しの手間をかけて、長く快適に使い続けられるようにしておきたいもの。今後の冬の楽しみも、地球の未来も、そのほうがきっと嬉しいはずです。
凍った歩道、融雪剤の撒かれた道路、泥の水たまりや雪解けで濡れた路面——そんな冬の過酷な環境を、KEENのブーツはしっかりと支えてくれます。今回は、そうしたブーツをベストな状態で次のシーズンへつなげるための簡単なお手入れ方法をご紹介します。
【1】 しっかり乾かすことが大切です
最初に、外で履いた後はブーツを完全に乾かすことが重要です。ブーツを脱いだら、履き口を広げ、インソールを外して暖かい場所に置いておきましょう。カビの発生を防ぎ、次に履く時に快適に保つことができます。
【2】 汚れをやさしく落とす
次に、ブーツをお手入れする必要がある場合は、まず湿った布とぬるま湯で表面の汚れや融雪剤による白い跡をやさしく拭き取ってください。
【3】必要に応じて専用クリーナーを使用
よりしっかりとしたクリーニングが必要な場合は、例えばJason Markkなどの専用クリーナーを使うのもおすすめです。ブーツの素材に合わせて、レザー用や合成素材用など、適したタイプを選びましょう。
【4】素材に合わせた保護を
ブーツの素材によっては、定期的にレザーコンディショナーでお手入れすることをおすすめします。ただし、レザーコンディショナーは光沢のある滑らかなフルグレインレザーにのみ使用し、ヌバックやスエードには使用しないでください。ヌバックや他の素材の靴の場合は、PFASフリーの防水スプレーでしっかり保護してあげるのがおすすめです。
【5】保管前の準備をしっかりと
シーズンオフに靴を収納する前に、必ず清潔で乾燥した状態にしておきましょう。形を保つために、シューキーパーを使用するか、新聞紙で詰めることをおすすめします。これにより、靴がまっすぐ立ち、シワを防ぐことができます。
適切な手入れと保管を心がければ、お気に入りのウィンターブーツは来シーズンもまた、どんな冒険にも一緒に歩んでくれます。大切に扱えば、その分だけ、あたたかさと快適さ、そしてたくさんの冬の思い出を届けてくれるでしょう。
シューズメーカーとして、私たちは常に「靴が耐久性があり、快適で多用途であればあるほど、交換する必要が少なくなる」と信じています。そのため、ファンの皆さまに靴を長く愛用するためのヒントをこれからどんどん提供しています。