ほんとにいろいろありました!KEENのフジロック、終了!
ほんとにいろいろありました!KEENのフジロック、終了!

ほんとにいろいろありました!KEENのフジロック、終了!

7月26日(金)から3日間開催された「FUJI ROCK FESTIVAL’19」。日本の野外フェスを代表するこの音楽フェスに、KEENは今年もオフィシャルサポーターとして参加しました。朝から行列ができた『KEEN POP UP STORE』。使い捨てペットボトルをアートに変える『巨大NEWPORT』のインスタレーション。そして大雨によるブース浸水!と仮店舗による復活。例年にない経験をしたKEENの、フジロックレポートをお届けします! おかげさまで大盛況でした。『KEEN POP UP STORE』 『KEEN POP UP STORE』は、初日7月26日の朝からたくさんのお客様で賑わいました。人気の的はなんといっても、NEWPORT H2とTARGHEE EXP MIDにラインアップした、初めての「FUJI ROCK FESTIVAL'19」コラボモデルでした。 KEENアンバサダーである「TOKYOHEMPCONNECTION*THC」の関村求道氏がカラーディレクション。ROCK=岩からインスパイアされたパターンに、ビビットな赤をアクセントカラーにしフジロックのロゴを配したこのスペシャルモデル。会場内でも履いて楽しんでいらっしゃるお客様があちこちにいらっしゃいました。 このKEEN POP UP STOREの売り上げの一部は、会場周辺の森林の整備・保全活動を目指す「フジロックの森プロジェクト」と、フェスティバルエチケットを啓蒙する「OSAHO」に協賛させていただきました。 当初グリーンステージ横に設置した店舗は、2日目の夜の大雨で浸水。最終日の午前中からキャンプエリアサイトに場所を替えてオープンしましたが、たくさんのお客様に訪れていただき、スタッフ一同感激のうちに3日間を終了しました。『KEEN POP UP STORE』でお会いしたすべての皆様に心からお礼を申し上げます。 使い捨てペットボトルで、巨大なNEWPORTをみんなでつくろう フジロックに参加された方なら、KEEN POP UP STOREブース前でNEWPORTの形をした巨大なオブジェが時間とともにペットボトルで埋まっていく様子をご覧になっているはず。これは、使い捨てのペットボトルや廃棄されるプラスチックを世界から減らしたいと考えるKEENが、その活動の一環として、会場内で出る使い捨てペットボトルを会場のみんなで巨大なアートに生まれ変わらせるワークショップでした。 このオブジェは、KEENアンバサダーで日本大学藝術学部教授の彫刻家・鞍掛純一さんが考案。鉄線で作った長さ3m幅1.5mのNEWPORTオブジェに、お客様にペットボトルを着けてもらうことで、巨大なNEWPORTが完成していきました。 「最初から最後までNEWPORTとわかることが大事なので、ベースの骨格が重要でした」と、3日間サポートメンバーとしても参加していただいた鞍掛さん。でも骨組みだけだとボトルで埋まるにつれて原型が消えてしまいます。「そんな時ボトルの口と同じ径の金網を見つけ、そこにボトルを着けていけば原型をとどめながらボトルで埋め尽くせる、と考えたんです」と制作秘話を語ってくれました。 NPO iPledge「ごみゼロナビゲーション」とコラボレーション このワークショップでコラボレーションしたのが、KEEN EFFECTパートナーで、1994年のREGGAE Japansplashに始まり、フジロック、SUMMER SONICなどで、環境対策活動を行っているNPO団体 iPledge(アイプレッジ)です。 KEENブースのお隣では、iPledgeが"ecoアクションキャンペーン"を展開しています。ここでは実際に会場で出た資源ごみの分別ワークショップをおこないました。分別されたごみのうちペットボトルは来年のゴミ袋に、紙コップはトイレットペーパーに生まれ変わるなど、ecoアクションキャンペーンブースは会場内の資源循環を担っています。 「このワークショップを楽しみにいらっしゃるリピーターの方も増えています。」とiPledgeボランティアのお一人。「他の人とつながっていることを感じつつ楽しみながら参加できるので、来年のフジロックではぜひ」ということでした。 KEENは、分別ワークショップに参加された方に、参加プレゼントのKEEN×iPledgeコラボタオルとともに使用済みペットボトルを手渡して、アート作りワークショップへの参加を呼びかけました。 「世界は、決意でできている」。iPledgeのキャッチコピーです。 このワークショップを通じ、自然いっぱいの会場で、ごくあたりまえに生まれた「ごみを出さない」という意識を、家に帰ったあとの日常の中でも楽しむこと。そこから世界は変わっていくはずです。 浸水。そして仮店舗で営業再開 2日目の夜のことです。午後から降り続いた大雨の影響で、KEENブースのある一帯は、一時期、場所によって腰までつかるほど浸水。その影響で、一帯は一時期立ち入り禁止になりました。ブース内の被害は軽微でしたが、床上15cmほどまで水をかぶり、3日目は午前中からクローズせざるを得ない状況になりました。また会場最奥地のFIELD OF HEAVENでは、KEENを販売しているTOKYOHEMPCONNECTION*THC*ショップのスタッフテントが屋根に溜まった雨水の重さで倒壊。エリアへの道も一時通行止めになり孤立しかける中、スタッフの踏ん張りで商品を守り、なんとか事なきを得ました。 KEENは今までKEEN EFFECTパートナーのOPEN JAPANのサポートなどを通して、災害の現場を訪れてはいました。しかし、軽微とはいえ、当事者として水の怖さを身をもって体験したのが今回のできごとでした。毎年台風や大雨に見舞われるフジロックですが、気候変動の影響でしょうか、ここ数年でいちばん激しい雨だったようです。SNS上でも、さまざまな場所で、冠水や浸水の被害が報告されていました。被害にあわれた方に心よりお見舞いを申し上げます。 3日目の朝、起床すると雨も上がっていました。幸いなことにフジロック主催関係者のみなさまのご尽力により、キャンプサイト近くに仮店舗の場所を確保していただき、10時頃から営業を再開することができました。浸水でホテルのホールに避難されていた方をはじめとして、訪れてくれるお客様の数は衰えを見せず、スタッフ一同感激のうちに3日間を終了しました。 また午前中で水が引いたグリーンステージ横のブースではペットボトルのオブジェのワークショップを再開することができ、夕方までには無事に完成させることができました。 皆様には大変ご心配をおかけしましたが、たくさんの人に支えられ、おかげさまでKEENは今年のフジロックでの活動を終了させることができました。 来年のフジロックは8月21日(金)~23日(日)の3日間開催。1年後にまた苗場でお会いしましょう。 Photo by Meg Suko
▼関連リンク FUJI ROCK FESTIVAL’19コラボレーションモデル NPO iPledge

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